お隣さんのキケンな誘惑
結局、いつものように私は急いで夕食を作った。
冷凍していたご飯にカレーを温めて二人で食べた。
帰るまでは帰りたくないなんて思っていたけど、こうして二人で夕食を食べてると落ち着く。
それに久藤さんは私の事がっ…
それを考えただけでも頬が緩んでニヤニヤが止まらない。
そんな私に気づいたのか久藤さんは私に言った。
「何をニヤニヤしてんの?そんなに俺と一緒にご飯食べるのが嬉しいのか?」
逆に久藤さんがニヤニヤして私に言った。
「別にそんなんじゃないです!ただ…」
「ただ?」
「久藤さんはいつから私を好きだったんですか?いつも冗談ばっかり言ってたし、そんな風には思えなかったから。」
「俺はメーと初めて会った日だよ!
メーを見た瞬間になんて言ったらいいか分かんないけど衝撃が俺の中で走ったんだ。
気づいたら意地悪したくなってからかってしまったけどな。
それに料理を食べて胃袋まで掴まれたしな!」
「えっ?そんな前から?」
「ああ!キスしよっかって言ったのもメーは冗談はやめてくださいとか言ってたけどマジだったしな。いつになったらメーは俺に落ちてくれんだろって思ってたし、好きじゃなかったらいくらお隣さんだからって言って家に行ったりとかしないしご飯を作ってくれなんて言わないしな。」
智子が言ってた通りだと思った。
私が気づかなかっただけなのかな?
だけどいつも冗談に聞こえてたし、好きだなんて思わなかった。
「だけどメーは俺が好きで好きで仕方ないみたいだし、俺も頑張ってメーの近くに居たかいがあったよ。
やっと俺だけのメーになったしな!」
「久藤さん…」
もう私は凄く幸せいっぱいだった。