お隣さんのキケンな誘惑
「なぁもう俺達はただのお隣さんから恋人同士になった訳だし久藤さんって呼び方はやめろよ!雅紀って言ってみ?」
「そんな急に言えませんよ。」
「それに敬語も使わなくていい!ほら、雅紀って呼べよ!」
「ま、雅紀…」
「ん、出来んじゃん!さっ、俺は食べたからそろそろ自分の部屋に戻るよ!まだする仕事がのこってるからさ。」
「うん…」
何だか私は急に寂しくなった。
隣に住んでるのにこんなに寂しくなるなんて。
「また明日くるから…」
そう言って雅紀は私にキスをした。
さっき玄関前でしたキスとは違い、私の唇を割って雅紀の舌が入ってきた。
私の舌を探し当てるとそれに絡めてきて、私もそれに答えるかのように絡めた。
まだ離れたくない…
そんな気持ちが強くて私は雅紀を抱き締める手に力を込めた。
だが暫くすると唇は離され、私の願とは逆に雅紀は私の頭を撫でて「じゃあな」と言って帰って行った。
また明日には会える。
そう自分に言い聞かせてその日は風呂から上がると早めに眠りに就いた。