ゆりかご
「あ…繭子!」
雪乃から目を離せなかったあたしは、すぐに気づかれてしまった。
「ゆ、雪乃…偶然だね……。」
ドキドキするのを、何とか抑え込んで言葉を発した。
「そうだね…。」
雪乃は、何だか浮かない顔だった……というより、あたしが送ったメールをそのままにしてるのもあって、気まずい感じ?
「これからあたし…翔矢の家に行くところなんだ。あ、今日大会だったよね?どうだった…?」
あたしも、何だか様子を伺うような話し方をしてしまう。
「え?繭子は呼ばれてないよね…?」
「…え?」
「翔くんの家に呼ばれてるのは、あたしなんだけど。」
空気が、一瞬で凍りついた。
「ちょっと雪乃、それどーゆう意味…!」
「…やめてよ、こんな所で。」
思わず声を荒げるあたしに対して、急に冷ややかな態度になった雪乃。
雪乃から目を離せなかったあたしは、すぐに気づかれてしまった。
「ゆ、雪乃…偶然だね……。」
ドキドキするのを、何とか抑え込んで言葉を発した。
「そうだね…。」
雪乃は、何だか浮かない顔だった……というより、あたしが送ったメールをそのままにしてるのもあって、気まずい感じ?
「これからあたし…翔矢の家に行くところなんだ。あ、今日大会だったよね?どうだった…?」
あたしも、何だか様子を伺うような話し方をしてしまう。
「え?繭子は呼ばれてないよね…?」
「…え?」
「翔くんの家に呼ばれてるのは、あたしなんだけど。」
空気が、一瞬で凍りついた。
「ちょっと雪乃、それどーゆう意味…!」
「…やめてよ、こんな所で。」
思わず声を荒げるあたしに対して、急に冷ややかな態度になった雪乃。