純恋イケメンガールを好きになる!
「すぐ戻るから。」
凛にはそれだけを伝えて、俺と加耶ちゃんは校舎裏に来ていた。
来るまでの間は当然、周りの視線が痛かったけど、誰もここまで着いてくることはなかった。
「純恋くん。」
「ん……何? 何でも聞いて。加耶ちゃんが聞きたいこと全部、全部話すから。」
俺達の中学時代の写真が貼られたっていうことは、そういうことだ。
俺の中学母校は、女子がブレザー、男子が学ランだった。
当時の俺は、まだ男装も何もしてない、普通の〝女子中学生〟だった。
…………そう、〝女の子〟だった。
「ううん、聞きたいことは2つだけでいいの。」
とうとう、全部
「純恋くんは…………女の子なの?」
バレちゃったんだね……。
……ごめん、芦谷。