溺愛オオカミくんと秘密の同居。
お母さんと話していると、あっという間に空港に行く時間になってしまった。
私、お母さん。そして、水無瀬くんと一緒に空港に向かう。
空港に着いた瞬間、分かっていた事なのに……本当に当分お母さんがいなくなっちゃうんだ……と思ってしまい涙が出そうになる。
見られないようにしないと……。
「11時18分発。北海道_……」
この飛行機にお母さんは、乗るんだ。
そんな事を思っていると、急にお母さんに抱きしめられた。