イジワル同居人は御曹司!?
ゆうぽんに誘導され足早でエレベーターへと向かう。
「大丈夫か?」
エレベータを待っている間、不意に声を掛けられる。
顔を上げると、アップで奏さんの顔があった。
スラリと高い鼻、形の整った薄めの唇。近くで見ると迫力の美形だ。
眼鏡越しにブラウンの瞳が心配そうに私を見つめた。
「大丈夫…です。すみません、ご迷惑をお掛けして」
「いや…」
と言ったきり、奏さんは黙り込む。
お、怒ってるよね…やっぱり。
スーツからは、仄かに奏さんのコロンが香る。
なんだか抱きしめられてるみたいで、どうも気まずい。
ま、抱っこされてるんだから似たようなもんか。
ワイシャツ越しに身体が密着し、否が応にも固い腕の感触を意識してしまう。
女性とはいえ、45kg以上50kg未満の私を軽々と抱き上げるなんて、意外と奏さんって力があるんだな。
ふと奏さんと浴室でバッティングした時に目撃した引き締った上半身が頭の中にフラッシュバックする。
「ぎゃあ!」突如奇声を発した私をゆうぽんは不思議そうな顔で見ている。
「どうした?!」
あなたの裸を想い出して、つい興奮してしまいました、とは言えず「ちょっと腰に痛みが…」と言って誤魔化した。
「大丈夫か?」
エレベータを待っている間、不意に声を掛けられる。
顔を上げると、アップで奏さんの顔があった。
スラリと高い鼻、形の整った薄めの唇。近くで見ると迫力の美形だ。
眼鏡越しにブラウンの瞳が心配そうに私を見つめた。
「大丈夫…です。すみません、ご迷惑をお掛けして」
「いや…」
と言ったきり、奏さんは黙り込む。
お、怒ってるよね…やっぱり。
スーツからは、仄かに奏さんのコロンが香る。
なんだか抱きしめられてるみたいで、どうも気まずい。
ま、抱っこされてるんだから似たようなもんか。
ワイシャツ越しに身体が密着し、否が応にも固い腕の感触を意識してしまう。
女性とはいえ、45kg以上50kg未満の私を軽々と抱き上げるなんて、意外と奏さんって力があるんだな。
ふと奏さんと浴室でバッティングした時に目撃した引き締った上半身が頭の中にフラッシュバックする。
「ぎゃあ!」突如奇声を発した私をゆうぽんは不思議そうな顔で見ている。
「どうした?!」
あなたの裸を想い出して、つい興奮してしまいました、とは言えず「ちょっと腰に痛みが…」と言って誤魔化した。