イジワル同居人は御曹司!?
奏さんが退職したら、唯一の接点がなくなっちゃう。
私の事を見ててくれるって言ったのに。応援してくれるって言ってたのに。
もう、それすらも望むことは出来ないってこと?
「私達のプロジェクトを途中で見放すつもりですか?」
「…ごめん」奏さんは俯いて口元に手を当てる。
「ああ!」
突然ゆうぽんが大声を張り上げる。
私達が一斉にゆうぽんの方へ視線を向けると、手で顔を覆いフラフラと小泉氏の元へ歩み寄る。
「想像以上に酔っ払ってしまいました。目眩がして一人じゃ一歩も歩けません。小泉さん送っていただけますか」
ゆうぽんは体調が悪い割に活舌がよい。
「はぁ?」小泉氏も突然の申し出にキョトンとした様子だ。
「じゃあ、お願いします」
ゆうぽんは小泉氏の腕に自分の腕を絡ませると、通りに出て流れのタクシーを拾う。
「あれ…歩けてますよね?」小泉氏は思わず突っ込んだがゆうぽんはポーカーフェースのまま無視する。
一台のタクシーが目の前で停まると後部座席のドアが開く。
頭にクエスチョンマークが浮かんだままの小泉氏をゆうぽんは強引にタクシーの後部座席に押し込んだ。
「また来週」と言い残し、ゆうぽんも続いて後部座席に乗り込むと二人を乗せたタクシーは走り去っていった。
私と奏さんは二人で取り残される。
私の事を見ててくれるって言ったのに。応援してくれるって言ってたのに。
もう、それすらも望むことは出来ないってこと?
「私達のプロジェクトを途中で見放すつもりですか?」
「…ごめん」奏さんは俯いて口元に手を当てる。
「ああ!」
突然ゆうぽんが大声を張り上げる。
私達が一斉にゆうぽんの方へ視線を向けると、手で顔を覆いフラフラと小泉氏の元へ歩み寄る。
「想像以上に酔っ払ってしまいました。目眩がして一人じゃ一歩も歩けません。小泉さん送っていただけますか」
ゆうぽんは体調が悪い割に活舌がよい。
「はぁ?」小泉氏も突然の申し出にキョトンとした様子だ。
「じゃあ、お願いします」
ゆうぽんは小泉氏の腕に自分の腕を絡ませると、通りに出て流れのタクシーを拾う。
「あれ…歩けてますよね?」小泉氏は思わず突っ込んだがゆうぽんはポーカーフェースのまま無視する。
一台のタクシーが目の前で停まると後部座席のドアが開く。
頭にクエスチョンマークが浮かんだままの小泉氏をゆうぽんは強引にタクシーの後部座席に押し込んだ。
「また来週」と言い残し、ゆうぽんも続いて後部座席に乗り込むと二人を乗せたタクシーは走り去っていった。
私と奏さんは二人で取り残される。