花色のキミに愛し方を教えてあげる。
桜【私を忘れないで】

柊side


ダムッダムッ

ボールをつく音だけがしているこの体育館に叫び声が響いた。


「あぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「うるせぇよ!」


「あ…」
ガゴンッ


シュートを外した音と同時ににこやかに叫び声の主に近づく少年

「加藤、何?^ ^」

加藤 新【Katou Arata】
僕と同じ2年でいつも無駄にテンションが高い。
女好きのうるさい奴。


「スマホがない!!」
「は…?^ ^」
「先月買ってもらったばっかなのにぃぃぃ」

先月買ってもらったばっかの大事なものなんで無くすの

てか
「なんで今気づくの^ ^」
終礼が終わったらすぐにスマホ見るでしょフツー。

「だって〜練習急がないとヤバかったし〜

「全員外周行ってこい!!」
キャプテンの号令がかかるとみんな一斉に外に出る。

キャプテンは全員出たのを確認した後、こちらへきた。
「おい柊、一緒に探してやれ。」
「なんで僕なんですか?^ ^」
「いいから。それより、あいつらが戻ってくるまでにお前らが戻ってこなかったら、腹筋とフットワーク………そうだな、3倍で許してやる」

「おい柊!行くぞ!」
「だからなんで僕まで…」
「3倍って死ぬぞ!!」
「…はいはい」
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