心温【短編】完
僕が住んでいる国はとても小さいが、かつては最強の軍団とかでとても強く大きい国だったらしい。
けれど、周りの国が手を組み攻め込んできて今の大きさになってしまった。
「それにしてもあの子誰なんだろう?僕も毎回のように泣いてるし…」
考え込みながら街を歩いていると、どんっと何かにぶつかられ一緒に倒れこんだ。
「いっ、ててて」
「ご、ごめんなさいっ!」
どうやらぶつかってきたのは女の子のようだ。
座り込んだまま頭を下げている。
「大丈夫だから顔あげて」
そう言うとおそるおそる下げていた頭を上げる。
僕は固まった。