お前、可愛すぎてムカつく。


ホームに並んでいると、近くにいる女子高生たちにジロジロ見られた。


え…なに?


桐谷君はそれに気づいていないのか遠くを見つめている。


女子高生たちが私達の近くに寄ってきた。


「あの!新崎高校の桐谷蒼空くんですよね!?」


目的は私ではなく…


桐谷くんだった。


ああ~…なるほど。


桐谷くんは「そうだけど」とにっこり笑った。

女子高生たちは嬉しいのかキャーキャー言っている。



「会えてうれしいですっ!やばぁーどうしよめっちゃかっこいいー!」


「うちの高校にこんなイケメンいないよね~」


他の高校にも名が知られてるの!?


本当にすごい人気だな…


横にいる私、完全無視?


てか空気とされてるのかも。



「二人も可愛いね、西高?」


「はいぃっ!!」


その後も三人で話が盛り上がってて。


私は暇だったから隣でスマホのゲームをしていた。


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