お前、可愛すぎてムカつく。
「あのっ連絡先教えてもらってもいいですかぁ!?」
「いーよ。ラインでいい?」
「はい!!やったぁ~明日みんなに自慢できるっ!」
「今度合コンでもする?」
「是非是非ー!お願いしまぁすっ」
軽い…
軽すぎるよ桐谷くん!
桐谷くんと連絡先を交換した女子高生たちは、嬉しそうに去って行った。
驚いて言葉が出ない。
今でもメールする女の子達が沢山いるっていうのに更に増やしちゃうんだもんな。
「いじけてんのー?」
「ぎゃぁあああっ」
突然後ろから抱きつかれ、私は大声を上げた。
「ぎゃぁあって…そこはフツー、きゃーだろ」
「フツーじゃなくてすみませんね…」
「ぶっ。期待外さねぇやつ…」
「え?」
「榎本さんって面白い」