お前、可愛すぎてムカつく。




「…そうだけど?」


やっぱり!!



「そうですか…すみません急に」


朱里先輩は不振そうな顔をしている。


だよね、突然知らないヤツにフルネームで名前言われてびびるよね。



「俺らもそろそろ行くか。じゃ、今度遊ぼうね」


先輩が笑顔で私に手を振った。


それだけでテンションアップ!


私も負けないくらいの笑顔で手を振る。


私、本当に幸せ者だよ。



朱里先輩とは一瞬目が合ったけど、すぐに逸らされてしまった。


綺麗なのに、なんだか冷たくてクールな印象。



そういえば…朱里先輩と桐谷くんってなにかあるんじゃなかったっけ。


昨日翠は何を言おうとしていたんだろ…。


まぁあいつのことなんてどーでもいいか。



それよりも、先輩のこと思い出すと胸がドキドキして、苦しくなってやばい~!!

LINEを見ると先輩の名前が入っている。

振られたけど…やっぱりまだ好きだよ…。


< 34 / 307 >

この作品をシェア

pagetop