いつか晴れた日に
「わたしと一緒に運ばれた、集中治療室で治療を受けている人に面会出来ますか?」

わたしがそう言うと、看護師さんは「ああ」と頷いて言葉を続けた。

「確認はしますけど、午後だったら、会えると思いますよ」

「……あの、容態はどうなんでしょうか?」

緊張で声が震えた。
わたしを庇った所為で重症を負っていたらどうしよう。
そんな思いが、頭の中でグルグル回る。

「今は落ち着いています。大丈夫ですよ」

「……良かった」

それを聞いて、ホッと安堵の溜め息が漏れた。



午後二時過ぎ、看護師さんに車椅子を押してもらい、集中治療室に面会に行くことが出来た。

アルコール消毒とマスクをして中に入る。
病室の奥に進むにつれ、モニターの電子音が耳について、泣きたい気分になってしまう。
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