いつか晴れた日に
涼と手を繋いで、自分の部屋に帰るなんて変な気分。
一週間前、朝目覚めると部屋に見知らぬ男(涼)が居て。
ストーカーだと思ったわたしは鍵を付け替えたんだけど。
それも結局、涼には効果が無くて、勝手に部屋に入ってきちゃうし、泊めてくれと言い出すし。
挙句の果てには、自分のことをチビタなんて言い出して。
大切な想い出を共有している涼と過ごすうちに、いつの間にかわたしは涼を受け入れていたんだよね。
昨夜は池永さんの言動に惑わされて、ドキドキしていたけれど。
涼と居ると、すごく落ち着く。このまま、涼と一緒にいたい。
汗ばんだ手が恥ずかしくて、解こうとすると、逆にギュッと力を込められてしまった。
「今日の夕飯は、どこかで食べて帰る?」
今からスーパーに寄って作るのも面倒だよね。作ると片付けもしなくちゃなんないし。
いつも片づけまで涼にしてもらっているクセに、こんなことを考えている自分が可笑しくて笑ってしまった。
「ね、涼は何が食べたい?わたしはね、カレーとかハンバーグがいいな」
「…………」
「涼?」
何も答えない涼の横顔を見上げたけれど、憂いを帯びている涼の横顔に、それ以上何も言えなくなってしまった。
そのまま無言で、スーパーにも寄らず家に帰る。
「涼、どうしたの?」
不安になって、その顔を覗き込むと、涼はわたしをジッと見詰めて。それから、今にも泣き出しそうな瞳で微笑んだ。
一週間前、朝目覚めると部屋に見知らぬ男(涼)が居て。
ストーカーだと思ったわたしは鍵を付け替えたんだけど。
それも結局、涼には効果が無くて、勝手に部屋に入ってきちゃうし、泊めてくれと言い出すし。
挙句の果てには、自分のことをチビタなんて言い出して。
大切な想い出を共有している涼と過ごすうちに、いつの間にかわたしは涼を受け入れていたんだよね。
昨夜は池永さんの言動に惑わされて、ドキドキしていたけれど。
涼と居ると、すごく落ち着く。このまま、涼と一緒にいたい。
汗ばんだ手が恥ずかしくて、解こうとすると、逆にギュッと力を込められてしまった。
「今日の夕飯は、どこかで食べて帰る?」
今からスーパーに寄って作るのも面倒だよね。作ると片付けもしなくちゃなんないし。
いつも片づけまで涼にしてもらっているクセに、こんなことを考えている自分が可笑しくて笑ってしまった。
「ね、涼は何が食べたい?わたしはね、カレーとかハンバーグがいいな」
「…………」
「涼?」
何も答えない涼の横顔を見上げたけれど、憂いを帯びている涼の横顔に、それ以上何も言えなくなってしまった。
そのまま無言で、スーパーにも寄らず家に帰る。
「涼、どうしたの?」
不安になって、その顔を覗き込むと、涼はわたしをジッと見詰めて。それから、今にも泣き出しそうな瞳で微笑んだ。