鏡花水月◌˳⚛˚
母が泣いているからではなくて、頑張りを認めてもらえたからだ…多分。
「遠藤、おめでとう。」
突然、横から話し掛けてきたのは塾の先生。泣いているところを見られるのは初めてで、少し恥ずかしかった。
「富岡先生、水町先生…丘藤先生も!ありがとう!高校生になっても塾通い続けるからね。」
「お、それは嬉しいな。制服姿、早く見たいな。」
「何か少し気持ち悪い。」
何でだよ、とツッコミを入れる富岡先生。その横で微笑む水町先生と丘藤先生…と、母。幸せな光景だ。こんなに幸せな日は今までにあっただろうか。
「遠藤、おめでとう。」
突然、横から話し掛けてきたのは塾の先生。泣いているところを見られるのは初めてで、少し恥ずかしかった。
「富岡先生、水町先生…丘藤先生も!ありがとう!高校生になっても塾通い続けるからね。」
「お、それは嬉しいな。制服姿、早く見たいな。」
「何か少し気持ち悪い。」
何でだよ、とツッコミを入れる富岡先生。その横で微笑む水町先生と丘藤先生…と、母。幸せな光景だ。こんなに幸せな日は今までにあっただろうか。