怖い短編集
〈 未来ちゃん、ゴメン。




私を許して……。




あのときの私には、

少しも悪気はなかったの。




私は純粋に、

未来ちゃんと海水浴を

楽しみたかったの。




青く澄んだ海を

未来ちゃんと二人で

遠くまで泳いでみたかったの。




それなのに、

あんな事故が

起きてしまうなんて……。




未来ちゃんが、

あんなことに

なってしまうなんて…… 〉






私は息苦しくて、

もう限界だった。






私の意識は、

しだいに薄れ、

手足を動かずのも

辛くなっていた。






〈 私はこのまま、

死んでしまうのかしら? 〉






私は最後にそんなことを思うと、

やがて意識を失った。
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