王子な秘書とシンデレラな御曹司

食事をしながら会話も弾む。

啓司さんは後継者として忙しく
社長と一緒に挨拶に回る機会が多くなる。

社長と確執はあったけど
会社のトップとして学ぶ面もあり
素直に教えてもらってるようだ。

「今度『雅さんと一緒にご飯でも』って言ってましたよ」

「緊張しそう」

啓司さんのお父さんであり
我が社のトップだもの。

「父は雅さんを気に入ってるから大丈夫」

嬉しいけど超緊張だ。

あとは
システム部の小堺さんと楽しく遊んでる話やら
やっぱり副社長室に豆の焙煎機を置いて
完璧カフェになってる話を聞く。

楽しんでるじゃん。

食事を終えて
ふたりで片付けなどしながら
少しだけ離れていた時間を埋めるように会話をする。

話は尽きない。

ワインを片手に
狭い2人掛けのソファに座って
ずーっとずっと話をする。

大好きな人と肩が触れるくらいの距離
優しい笑顔が横にある。

素敵な週末に感謝しよう。




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