王子な秘書とシンデレラな御曹司

「ちょっと待って」

「どうして?」

長い指がしなやかに
背中に回ってブラを外す。

「あの……もう少し話しがしたい」

「もういい」

シャツをめくられ
彼の柔らかい髪が私の目の前にある。

いや……もう少し待って
展開がやっぱりまだ早い

そう思いながらも彼の唇は私の胸の先端にたどり着き、甘噛みするので身体がビクリと跳ねると、彼は喜んだようにもっと動きが大胆になる。

「ちょっと……ちょっと待って」

心臓が口から出そう。

枕元にあるクマのだきまくらを抱え、私は彼との間に挟んでしまう。

「どうしたの?」

暗がりで見る彼の顔は色っぽい。
眼鏡を外した顔はやはり違う。
目元に色気があるのだろうか……じゃなくて!
そうじゃなくて!

「もう少しだけ話をしたい」

「何の?」

彼は私の身体から離れてベッドの上に正座する。

「えーっとですね」
私も彼に習って正座をし
だきまくらを抱えながら服の乱れを気にしながら
ベッドの上でお見合い状態。




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