初恋の行く末

彼女に言われた事に傷ついて暫く下を向いていたら翔が心配して

「何かあいつらに言われた?」

と聞いてきた。

「ううん。何でもない」

そう言って作り笑いをした。

仲良さそうなのに言える訳ない。

「あいつら大学の時サークルで一緒だったんだ。2つ学年下だから妹みたいな感じだよ」

と翔は言う。

翔には妹でも彼女達にとっては好きな人だよ。

彼女達、今度皆で会うような事言ってたな。

誘惑とかされたらどうしよう?

ロングヘアの子、綺麗だし彼女に翔がなびく事もあるかもしれない。

不安になって私は

「ねぇ、ご飯食べたら翔の家に寄っていい?」

と言っていた。

このまま一人で自宅に帰ってしまったら翔をとられてしまう感じがした。

「明日祝日だから泊まって行く?」

嬉しそうに私の手を握った
「うん」

私はそう言って翔を見つめた。



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