初恋の行く末
それから2時間ほど話をして秋は帰った。
秋が帰ってたこ焼きの機械を洗いながら小林さんに会う口実を考えていた。
秋のアドバイス通りに言ってみて断られた場合はどうしよう?
前回手伝って貰ったお礼がしたいからと言って別の日に会う約束をするように頑張ってみようか?
それでも断られたら…
ええい!考えてもキリがない!電話を掛けてしまおう
緊張しながら携帯を手に取り彼の番号を押していく。
このドキドキは半端ない。
"どうか彼が出てくれますように"
祈りながら電話を掛けた。
コール音10回ほど鳴らしたが彼は出てくれなかった。
拍子抜けした。
少し時間を置いてからにしようと思い外出がすぐ出来るようにたこ焼きの材料と機械を紙袋に入れた。
後は鞄と着替えにシャワーのみ。
慌てて鞄の準備と着替えを用意した。
服装は黄色の胸元が綺麗に見えるニットセーターとスカーチョにした。
いつもより大人ぽい感じにしてみた。
小林さんの好みだといいけど。
服装が決まってシャワーを時間を掛けて浴びた。
いつもより丁寧に洗ってしまう自分が恥ずかしかった。