初恋の行く末
結局小林さんは手を出して来ないまま車は彼のマンションに到着してしまった。
小林さんが住むマンションは単身者向けで3階建て。下は駐車場兼物置付きのマンションだ。

ここに来るのはこれで二回目となる。

一階の駐車場を出てマンションに通じる階段を登り二階の右端が彼の部屋だ。


懐かしい。またこの部屋に来るなんて思っても見なかったなあの時は。

「散らかってるけど、どうぞ」

そう言って彼はドアを開けた。



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