生徒だけど寮母やります!2
そんなこんなで勉強に取り掛かり1時間
みんな、どことなく集中力が切れかかってきた
景も、シャープペンを握っていた手をグーパーグーパーと握り手の疲れを癒す
もうお腹空いた.....
お腹、鳴りませんように.....
気持ちとは裏腹に、今にも鳴り出しそうなお腹を押さえたその時
「うわぁ、男子寮Bだ」
とある一人の男子生徒がテーブルの横を通りかかり、そう声を漏らした
全員が声のほうを向く
一瞬よくある冷やかしかと思ったものの
そこに立っていたのは、景たち魔術科2年4組のクラスメート、月沼だった
「おはよう、笠上さん、火野君、波屋さん」
「月沼君.....!おはよう」
「あら、月沼君じゃない。おはよう」
ノートと本を片手に持った月沼は、景と有姫に挨拶を返されにこりと微笑む
意外なことに、ライも月沼とは良好な関係を築けているのか
「はよ」
と片手をひょいと挙げた