エリート医師に結婚しろと迫られてます
「理由聞きたい?」


「うん」


「先生だと思うわ」


「何のことよ」


「私、先生みたいな人がいいの」


「は?」まさか…一歩、後ずさる。


「違うわよ。先生みたいな男ってこと」


「私を男性にした?うーん、そう言われても」


「適当に頭がよくて、適当に抜けてて、適当にやわらかい」


「それって、いいこと?」


美月は、少し考えて言う。
「それなんだよね。前は能力はあればあるほどいいって思ったけど、一緒にいると疲れるのよね。だから、このくらいがちょうどいい」


「それは、ほめられてるの?」

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