エリート医師に結婚しろと迫られてます
「ありがとうございます!!」
ものの数秒で、ブラウスまで持ってきたお店の人は、次々に美月に商品を渡した。
試着室で着替えて、散々おだてられた私は、ブラウスだけなら買ってもいいかと思うくらいになっていた。
試着室からでると、
「それ、全部いただくわ」
美月の鬼の一声。
「ええっ」
「早く出して」美月が手のひらを上にして私のほうに突き出す。
よ、洋服にいくらかけるの?
「いえ…現金の持ち合わせが…」
「カードに決まってんでしょ、その、財布に入ったままの、全然使わない金ぴかのカードよ」
「はい…」