エリート医師に結婚しろと迫られてます
「大丈夫なの?息してる?」

「何とか…」

「どうかしたの?」相沢さんが、私達の間に入って来た。

「何でもない…」美月が代わりに答えてくれる。


「まあ、飲もうよ。嫌なこと忘れられる」
相沢さんに言われて、日本酒のメニューを眺め、次に飲む酒を選んでいた。


「はい」
もう、結構酔ってるけど。


「麻結ちゃんちの実家って病院なんだ」


「それが何か?」
美月が相沢さんに向かって、警戒心をあらわにする。


「お兄さん留学したら病院継がないんだろ?だったら、優秀な外科医はどう?」


私は、彼の方を見ないで答える。

「あの…アルバイトなら、私じゃ分からないです」


美月が、電話だと言って出ていった。
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