エリート医師に結婚しろと迫られてます
美月がいなくなると、相沢さんが遠慮なく話を振ってくる。
私、もう眠いんだけど…
「君んち誰が跡を継ぐのかってこと」
「私じゃないわよ」
「そうだろうね。弁護士じゃ継げない」
「うちの実家のこと、興味があるんですか?」
「いや、俺が興味を持ってるのは、モリのこと。あいつがどうして、君に興味を持つのか。
モリが君に興味を持ったって事は…君の中に隠れた価値があるんじゃないかって思うから…」
私は、笑っていう。
「はああ…それで、森谷さんの跡追いかけておこぼれに、あずかろうとしてるわけですか…」
彼は、顔を赤くして怒った。
「おい、失礼なこと言うな」
私だって、眠くて機嫌が悪い…
「ああ…へそ曲げちゃった。そんな顔してると図星だってバレてますよ。
でも、あなた彼に対抗したいなら、彼の後追いかけてたら、ずっと勝目なんかないじゃないの」
ああ…もう、やけくそだ。