エリート医師に結婚しろと迫られてます


「先生のお兄さんって、まったく逆ですよね?」
美月が話題を変えた。

「そうね。見事に私とは正反対。美月?もしかしてうちの兄のこといいなとか思ってる?でも…兄は、美月にとって理想とはとても言えないか?」


「いいな何て思ってませんから、安心してください。それより、先生って小さい頃から、お兄さんのいいなりですね」


「そうかな。あんまり考えたことないけど」

いいえ、言われるまでもなく、そんなことはっきりしてる。

この性格になったのは、兄のせいだ。
そんあこと恥ずかしくて言えないけど。

4つ上の兄は、今でも当然のように、何でも出来る。そして私のすることにも、口を出す権利があると思っている。

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