エリート医師に結婚しろと迫られてます
「お兄さん、すごい優秀だって聞いてるけど」
「兄が自分で言ってるだけでしょう?昔から自信だけはすごかったから。
まあ、いうだけの事も少しはあるけど。テストは、出来なかったことないし。研究もうまく行かないって悩んでるとこ見たこと無いし」
「まさか、失敗したことないの?」
「あるんだろうけど、よくわからない。想定内だからリカバリーの仕方はわかってるって、ミスを認めないわね」
「それは、残念ね。先生と似ても似つかないか」
「そう?残念でした。でも、昔から兄の方がよっぽどモテるのよ」
「先生?それは違いますよ。お兄さんがもてるのはちゃんと、お兄さんに好意を寄せてる女の人に気が付いているからですよ。もう、だからあの外科医のこと警戒してたのに」
好意を寄せてた?そうなの?
合コンとか飲み会って、私の知らない間に、みんなで赤外線とか超音波で意思の疎通を図ってるんだわ。
相沢さんが私に興味を持ってるなんて、キスされるまで気づいてなかったもの。