エリート医師に結婚しろと迫られてます


「家まで、他の女性が訪ねて来て鉢合わせしたんですよ。どうして怒らないの」
森谷さんが、飽きれ気味に言う。


「どうして怒るんです?あなたが彼女を呼んだ訳じゃないでしょう?
それより、三原さんの方が心配です。様子は?彼女、ひどく落ち込んでいませんでしたか?」


「はあ?あんた、なに言ってるの?いったい何を気にしてるんの?」

彼は、目を三角にして怒ってる。
そんなに怒ることかなあ。

何故か本気で彼に凄まれてる。

森谷さんに両方の肩をぎゅっと捕まれて、跡が付きそうだ。


私は、何か悪い事をした?。


「なにって、三原さんです。彼女もあなたに会いたくて、相当思いつめてここまできたんでしょう?」


「麻結、僕が聞きたいのは、三原のことじゃない」


「ん?」じゃあ…なんだろう?


「本当に、どうかしてる…」
三原さん?私?どっちがどうかしてるの?

多分私の方だよね…


「大丈夫かな。ちゃんと帰れたかな。
ねえ、やっぱりもう少し話を聞いてあげたほうがよかったんじゃないかな」

私は、時計を見て、ため息をつく…


「おい、待て。麻結は本気で三原のこと気にしてるのか?」


森谷さんが、私の体を離した。

苛立ちからあきらめの顔になってる。

そんなに気に入らない事、私言ったかな?


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