HE IS A PET.


「そんなんじゃ、私も確信持てないよ」


 涙を止めようと瞬きを繰り返していた瞳が、不可解そうに私を凝視した。


「え……?」


「怜が、正真正銘男の子だってこと。モデルの写真、完全に女の子だし」


 怜は戸惑ったような顔をして、俯いた。

 ヤバい、また泣いちゃう?

 怜はすくっと立ち上がり、ロンTの裾に手をかけ一気に脱ぎ去った。


 朝の光が射し込むダイニングで、さらけ出された怜の裸体は目映かった。

 白い肌、鎖骨の窪み、平らな胸板の小さな突起、慎ましい腹筋に縦長の窪み。

 細い腰で履いたスキニーパンツのファスナーに、怜は手をかけた。


 まさか……


「待っ…」

 制止は間に合わなかった。

 ファスナーを開いた手は腰骨へと移動し、怜の下半身を覆っていた二枚の布を剥いだ。



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