シュールな関係

「挙動不審な行動を許してやってくれ

昨日の話聞かせたら、照れて動揺してるだけだから」


照れてって! んな訳ないでしょ!!



屋上に監禁されて気を失い、その間に裸を見られ

記憶がないとは言え絡みながら添い寝をしてもらい、

それに人工呼吸まで…。


一之瀬達さんに してもらった事を考えると 

もう…看病を通り越して


   『 介護 』


そう、この年にして介護の域に感じる赤恥!! 

全身に広がる羞恥なのよっ!!


赤裸々にされた恥ずかしい記憶


穴があれば…即入りたい~!!


それか一部始終みた彼らの記憶を消すとか、

宇宙人がやってきて連れ去ってくれないかしら。

無駄な考えだと分かりつつも現実逃避をする。



話を聞いて撃沈し、私の反撃力はゼロ…

いや…もうマイナスなみの落ち込みだわ


はぁ~ トホホ・・・

「なんだか…胃が…頭が痛くなってきたのでちょっと寝ます

おやすみなさい」


ベッドの奥深くにもぐりシーツを頭までかぶり

目を閉じる。



「胃が痛いなら…フォアグラの

リゾット作る予定だったけど喰えないかぁ?

残念だな 超旨いのに。」


俺が喰うとするかと、

残念とは全く感じられないような声が聞こえてくる。


リゾット?

それも『フォアグラ』って言った?


身体はとても正直でお腹がキュルルと反応する。



だって昨日は

何も食べてないんだもん。


< 293 / 441 >

この作品をシェア

pagetop