シュールな関係
「挙動不審な行動を許してやってくれ
昨日の話聞かせたら、照れて動揺してるだけだから」
照れてって! んな訳ないでしょ!!
屋上に監禁されて気を失い、その間に裸を見られ
記憶がないとは言え絡みながら添い寝をしてもらい、
それに人工呼吸まで…。
一之瀬達さんに してもらった事を考えると
もう…看病を通り越して
『 介護 』
そう、この年にして介護の域に感じる赤恥!!
全身に広がる羞恥なのよっ!!
赤裸々にされた恥ずかしい記憶
穴があれば…即入りたい~!!
それか一部始終みた彼らの記憶を消すとか、
宇宙人がやってきて連れ去ってくれないかしら。
無駄な考えだと分かりつつも現実逃避をする。
話を聞いて撃沈し、私の反撃力はゼロ…
いや…もうマイナスなみの落ち込みだわ
はぁ~ トホホ・・・
「なんだか…胃が…頭が痛くなってきたのでちょっと寝ます
おやすみなさい」
ベッドの奥深くにもぐりシーツを頭までかぶり
目を閉じる。
「胃が痛いなら…フォアグラの
リゾット作る予定だったけど喰えないかぁ?
残念だな 超旨いのに。」
俺が喰うとするかと、
残念とは全く感じられないような声が聞こえてくる。
リゾット?
それも『フォアグラ』って言った?
身体はとても正直でお腹がキュルルと反応する。
だって昨日は
何も食べてないんだもん。