シュールな関係
■□■ 山本サイド ■□■
「雅也さま
少々よろしいでしょうか?」
瑠璃様が離れられて
外を眺めれられている雅也様に近寄った。
「なんだよ山本・・・
いつからそこにいるんだよ」
「お二人が…
こちらに来られた時から目の届く範囲におりましたが
ただ少し見えないように
後ろの柱影に立っておりましたが・・・。」
そう。
私の仕事は遠からず、近からずの距離で雅也様の傍にいる。
そして、常に周り全体に耳を傾け
危機に立たれ時に
物事を瞬時にに察し、対処をしなければならない。
「もしかして覗き見をしてたのか?
趣味わるいなぁ
それなら 影で突っ立ってねぇで
さっさと声をかけろよ」
「チッ」と舌打ちをしながら
バツが悪そうな口調で…答える
「覗き見ですって?
人聞きが悪いですね
それなら雅也様を見守っていたと、
おっしゃって下さい
瑠璃様が暴走しようとそのまま見ているつもりもありませんでしたが」
「よく言うぜ
絶対お前は楽しんでみてたはずだ」
「まぁ そうですね
『少しならずとも』、と言っておきます。
雅也さまが
どうゆう行動をなさられるかは想像通りでしたが」
私は感じていた通りの本音を述べる。
「お前、ホント性格の悪い奴だな
呆れて物も言えねぇよ」
雅也さまが私からソッポを向き
露骨に嫌そうな顔をして答える