シュールな関係
大和を見ると張り裂けるように苦しい。
フィアンセ候補の彼女たちの顔が浮かぶ。
他の彼女達と話してたのを想い出すとまた胸が痛む。
わたし、大和のことが好きなのかもしれない。
今さら何を言ってるんだろう…バカだよね…
そう思った時
オレンジのレンガ建物の前でいきなり車を止めた。
何処だろう…カフェ?
「ついたぞ 奈緒 降りるぞ」
黙ったまま助手席に座っていると
「庶民的な俺の連れの
ヘアーサロンだから気にするな
まだ…カリスマじゃないけどな」
そう言って車から手を引いてわたしを連れ出すと
店内に足を踏み入れた。
アンティーク調の雑貨が並ぶ可愛いサロン。
「稔(みのる)
時間過ぎてるのに急にお願いしてゴメンな!
えっと、こいつ奈緒
すまないが彼女のカット頼む」
「大和 任せてちょうだい
バッチリ可愛く仕上げるから!
宜しく 奈緒ちゃん」
無言で黙っているわたしに稔くんが
ホワッとした暖かい微笑みを向ける
「その間に俺ちょっと出てくるから頼む」
じゃあ、と大和が出て行く。
「クスッ
それにしても大胆なカットだね
どうしたの、自分で切ったの?」
黙って頷く。
「そうねぇ
これ以上短くならないように…
段をそろえて・・・と
綺麗にしてあげるからね 」
金髪に近い色でクリクリとした
パーマをかけ、帽子が似合う彼が
心配しないで、と優しく髪を触る。
フィアンセ候補の彼女たちの顔が浮かぶ。
他の彼女達と話してたのを想い出すとまた胸が痛む。
わたし、大和のことが好きなのかもしれない。
今さら何を言ってるんだろう…バカだよね…
そう思った時
オレンジのレンガ建物の前でいきなり車を止めた。
何処だろう…カフェ?
「ついたぞ 奈緒 降りるぞ」
黙ったまま助手席に座っていると
「庶民的な俺の連れの
ヘアーサロンだから気にするな
まだ…カリスマじゃないけどな」
そう言って車から手を引いてわたしを連れ出すと
店内に足を踏み入れた。
アンティーク調の雑貨が並ぶ可愛いサロン。
「稔(みのる)
時間過ぎてるのに急にお願いしてゴメンな!
えっと、こいつ奈緒
すまないが彼女のカット頼む」
「大和 任せてちょうだい
バッチリ可愛く仕上げるから!
宜しく 奈緒ちゃん」
無言で黙っているわたしに稔くんが
ホワッとした暖かい微笑みを向ける
「その間に俺ちょっと出てくるから頼む」
じゃあ、と大和が出て行く。
「クスッ
それにしても大胆なカットだね
どうしたの、自分で切ったの?」
黙って頷く。
「そうねぇ
これ以上短くならないように…
段をそろえて・・・と
綺麗にしてあげるからね 」
金髪に近い色でクリクリとした
パーマをかけ、帽子が似合う彼が
心配しないで、と優しく髪を触る。