白い花が咲いたなら
おかしいなんて、そんなこと思わないよ。
決して思わない。
「だからね、あたしも近藤くんとキスしたいな」
「……うそ!? マジ!?」
「うん。あたしも希望を持ちたいもん」
「うおぉぉーー! やったあーー!」
近藤くんは飛び上って、両腕を天に突きあげて勝利のポーズをキメた。
その子どもみたいなハシャギっぷりを見て、あたしはまた吹き出してしまう。
彼は何度もガッツポーズしてから、すっごい照れくさそうな顔で近づいて来た。
そして、あたしたちは向かい合って見つめ合う。
「えーそれでは、いざ、よろしくお願いします」
「あ、はい。こちらこそよろしくお願いします」