白い花が咲いたなら

 お互い、深々とおじぎをし合って頭を下げて。

 それから顔を上げて……


「ぶふっ!」

「これって、何!? んもう!」


 こらえきれずに、大爆笑した。

 手を叩いて、ヒザを叩いて、腹を抱えて大笑い。


 ああ、こんな風に近藤くんと過ごす瞬間が

 笑い合えることが

 幸せで、幸せで、幸せでたまらない。


 たとえもう二度と、彼に会えないのだとしても。


 この喜びは、この気持ちは本物なんだ。

 それは間違いようもない、真実。



 笑いの発作がようやく治まって、あたしたちは再び向き合う。


 その時、彼の顔を小さな白い光が照らした。


「あ……」

「白い花が……」

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