私は君の優しさが嫌いでした。
「何で私の行動いっつも当てられるわけ?どこかで、覗き見してるんじゃないの?」
「そんな訳ないだろ(笑)第一、ここから出られないんだから。俺は、お前のこと、すぐに分かるんだから。」
「何それ(笑)」

照れくさくてつい、私は笑ってしまう。
楽しくおしゃべりしていると、つい時間を忘れてしまう。
そうこうしているうちに、病室に金色の夕日が差してきた。

白い病室を明るく照らす。
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