歪んだ愛情【更新中】


お互いの彼氏彼女にあえてメールでは触れなかった。

たぶん触れてはいけなかった。


今の苦のないこのメールを続けるには触れてはいけなかった。


電話の回数は前より増えた。

前は美海からかけることがあまりなかったが、
今は美海がかける回数も増えた。


少しメールが遅れると
千歳は電話をかけてくる。


まるで
付き合いたてのカップルの様だ。



メールの回数も増え、
電話の回数も増え、
減ったものと言えば
信吾とのデートの数。



週に2回のデートが
1回に減り、
信吾を怒らせた。


信吾といる時間は
千歳とメールが出来ない。


だから美海はデートの回数を減らした。


千歳が彼女とデートの時はメールが返ってこない。


美海は落ち込み、
「もう嫌だ」
が口癖になっていた。





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