ターゲット


急に青ざめた顔をし、立ち上がるかのじょさん。


「……きっと、家だわ。
あのっ…!いつかまたお礼するから…早退さます、と伝えといて…!」

「あっはい!」

敬語になった、と思うと同時にどうして、家?
何があったの?

…疑惑だらけだった。



ひとまず、教室にいる大本に「早退したかもしれないです。というか、しました。」と伝える。
もちろん、疑われた。
だけど、鞄はないし、朝の出席もとれてない。

だからと言って、朝大本は立ち当番だったから翔太君は見ている。
つまりは、大本に来ていることをバレてる以上「早退。」としか言えまい。


「………勝手にか?」

「体調不良でしょう。」

「朝元気だったのになぜだ。」

「朝は朝です、というか私が知るわけないです。」

「………そうだな。」

「………では。」



その後教室を出て、隣のクラスへ向かった。
教科書を借りた友達を見つけ近寄った。

「今日はよく来るね~」


ははは、と笑われた。


「あーうん…今回は、伝言。
翔太くんの彼女さん、早退。って伝えといてくれないかな?」

「別にいいけど…何故。」

「私、早退」


< 25 / 25 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

NET ー   WORLD

総文字数/17,890

ミステリー・サスペンス43ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
カタカタとキーボードを鳴らし 「我は、スーパーダークマン。」 そう打ち込んだ それから始まった物語。
HiDdEn PaRt

総文字数/1,334

ミステリー・サスペンス5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
誰からも羨まれる容姿の持ち、 清楚で品がある一見みると完璧な 女子高生 がいるんだってさ。あのクラスに。 そこまではいいんだけどね、 ただ誰も知らない裏があるんだって。 まあ私たちにも裏の顔あるけどさーなんていうか、本当の裏というか とにかく その子には、近づかない方がいいよ、、。
こんな同居ってありっすか!?

総文字数/12,490

ファンタジー36ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
国内一の高偏差値を誇る高校に通う、瀬田 歩。 偏差値60の進学校に通う、瀬田 南 。 低偏差値の36の高校に通う、瀬田 凛奈。 考え方、生活の仕方、時間の使い方… すべてが違い、まるで正反対な3人。 唯一、共通な点が「名字 」だった。 そんな3人は、紛れもなく他人で関わりのなかった存在。 ある日を境に、3人は同居することになる…。 想像以上に波乱になる予感!!! ご覧あれ!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop