三回目のデート
「おうおうおう。お熱うございますなぁ~、映見さんよぉ~」
「なっ、何よ、チンピラみたいに」
「電話だけなのに、甘さが伝わってくるし~。マジ、ラブラブ代表♪」
「ラブラブ代表って……変な代表にしないでよっ」
「だってそうじゃん。
あーあ。いいよなぁ姉ちゃんは。彼氏も良さそうな人だし、マジうらやましいんですけど」
「一輝だって……彼女いるんじゃなかったの?」
「……別れた。昨日」
「えー!?またぁ!?」
そう。『また』だった。
一輝自信もさっき言ってたけど、女の子が大好き。彼女も取っ替え引っ替え。
高一にもかかわらず、今まで付き合った人数は……10人?いや、もっとかな?
とにかく、そういう弟。
髪も高校に入ってから明るい茶髪にして、ピアスも開けたし。
同じ親から生まれたのに、何でこうも違うんだろう……。