~Lion Kiss~
私は眉をあげた。

「それって、私が泊まる設定で話してる?」

「そうだけど?」

「……やらしいこと考えてないでしょうね」

「やらしいことって?」

來也が口角を上げて私を見た。

「お互いにフリーなんだから、やらしいことしたっていーだろ」

「……やだ。それならホテルに泊まる」

來也が私を見つめてフッと笑った。

「お前とヤる程飢えてねーわ」

「……」

なにも言い返さない私を見て、來也は私の顔を覗き込んだ。

「あれ?傷付いた?それとも……一緒に過ごすとお前が俺を誘惑しそう?」
< 131 / 444 >

この作品をシェア

pagetop