~Lion Kiss~
「お前はここにずっと住むんだ、俺と」

言うなり來也は私を胸に抱いた。

苦しげで、切ない來也の声。

私の髪に顔を埋めて、來也は愛しそうに私を腕に囲った。

「何処に行くのも禁止」

「……來也、どうしちゃったの?」

私は混乱した。

頬がカアッと熱くなってどうしていいか分からない。

それに意味も全然分からない。

私は夢中で来也に言った。

「ちょっと待って來也。なに?この部屋を見たけど、それがなんなの?普通に物置じゃん。言ってる意味が分からないんだけど」

瞬間、來也の身体がピタリと止まった。
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