~Lion Kiss~
「マヒルは、全然変わらないな。昔のままだよ。
綺麗で可愛くて、スタイルも良くて……」

あったり前だっつーの!

毎日筋トレ、欠かしたことがないからな!

私は恥ずかしそうに俯いた。

「一樹にそう言われると、誰に言われるよりも嬉しい……」

一樹はしばらく私を見つめていたけれど、やがてテーブルを回って私の脇に立つと、顔を近づけて囁いた。

「なあ……二人きりになれるところに行かないか……?」

フッ、かかったな。

裁かなければならない。

どうしても、裁かなければ。

でないと、今までが無駄になる!
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