~Lion Kiss~
変わったのは見た目だけじゃんか。

「ああ、一樹ったら」

甘ったるい私の声も、自分の指と舌が生み出していると疑わない愚かな男。

「……連れていって、一樹の部屋」 

******

コンビニでビールとハイボールとつまみを買うと、私はたまにいくネカフェを目指した。

ネカフェというよりは、小さなホテルといった感じで清潔だし、快適なんだよね。

おまけに数千円強で早朝5時までいられるし。

まあ、休日だし、24時間プランでもいいかな。

あれやこれやと考えているとスマホが鳴った。

……來也だ。

「來也?どーしたのー?デートじゃないのー?」
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