~Lion Kiss~
來也のマンションの間近でドッペルゲンガーと出会うという事は……。

私の留守にドッペルゲンガーが、來也と過ごしていたってこと?

だとしたら、さすがはドッペルゲンガーだ。

いや、待てよ。

そうと決まった訳じゃない。

冷静にならないと。

私は大きく深呼吸すると、歩き始めた。



*****

「……ただいま……」

リビングへと進みながら私は小さくそう呟いたが、ソファで眠る來也を見て少し息をついた。

……寝ちゃってる。
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