~Lion Kiss~
……総二郎だ。
「どーした?ロールケーキなかったのか?」
俺の質問に答えることなく、総二郎は話し出した。
『あ、來也?いま大通りで女豹ちゃんと出くわしたんだ。それがさ、泣いてるんだよね。女豹が仔猫に変身し』
そこまで聞いて、居ても立ってもいられなかった。
どうしてこんな真夜中に、マヒルが街で泣いてるんだ。
痛いくらい心臓が激しく脈打ち、身体がカアッと熱くなった。
エレベーターを降りてマンションを出ると、俺は走り出した。
大通りを右、左と見渡すと、総二郎が手を上げたのが見えた。
すぐそこだ。
「どーした?ロールケーキなかったのか?」
俺の質問に答えることなく、総二郎は話し出した。
『あ、來也?いま大通りで女豹ちゃんと出くわしたんだ。それがさ、泣いてるんだよね。女豹が仔猫に変身し』
そこまで聞いて、居ても立ってもいられなかった。
どうしてこんな真夜中に、マヒルが街で泣いてるんだ。
痛いくらい心臓が激しく脈打ち、身体がカアッと熱くなった。
エレベーターを降りてマンションを出ると、俺は走り出した。
大通りを右、左と見渡すと、総二郎が手を上げたのが見えた。
すぐそこだ。