~Lion Kiss~
「俺、時計!時計が欲しい!ロレックスの新」

「ばか!」

ガチで言ってるし!

花音さんの肘鉄をくらい、社長が顔をしかめた。

「マヒル、送るよ」

「助かります!」

私の新居は駅からは少しだけ遠いが、静かで環境もいい。

近くには商店街もある。

アパートに着いて荷物を中へと運ぶと、社長が言った。

「マヒル、この状態が一生続く訳じゃない。大丈夫だから。俺達が付いてるんだからな」

「はい。社長や花音さんが付いていてくれたら百人力です!」
< 336 / 444 >

この作品をシェア

pagetop