~Lion Kiss~
「嫌だって言ってるでしょう?!」
「ワガママ言ってると担ぐぞ!」
「きゃあ、触んなっ」
「いってぇ!!」
イライラした來也の弟に担ぎ上げられそうになって、私は思わず彼の太股に膝蹴りを食らわし、腕を振り払うと身を翻した。
その時である。
「やだ、つよーい!」
は?!
反射的に声のした方を振り仰ぐと、そこに綺麗な女の人が立っていた。
來也のお母さんだって直ぐに分かった。
凄く美人で、來也にとても良く似ていたから。
私が硬直する中、來也のお母さんは困ったように笑った。
「ワガママ言ってると担ぐぞ!」
「きゃあ、触んなっ」
「いってぇ!!」
イライラした來也の弟に担ぎ上げられそうになって、私は思わず彼の太股に膝蹴りを食らわし、腕を振り払うと身を翻した。
その時である。
「やだ、つよーい!」
は?!
反射的に声のした方を振り仰ぐと、そこに綺麗な女の人が立っていた。
來也のお母さんだって直ぐに分かった。
凄く美人で、來也にとても良く似ていたから。
私が硬直する中、來也のお母さんは困ったように笑った。