~Lion Kiss~
理沙子さんの表情があまりにも固くて、私はそれが自分のせいのように感じて心苦しく、少し笑った。
「ですから私達は最初から戻すヨリなどないんです。
……それに私、庶民なんです。お金持ちの方とはきっと合いません」
理沙子さんは眉を寄せた。
「お金持ちの暮らしに憧れはないの?シンデレラストーリーを夢見た事はないの?來也となら、それが叶うわよ」
「ないです。私を心から愛してくれる人となら、ささやかな暮らしで満足です。私、シンデレラのお話しは好きじゃないですし、お金もブランド品にも興味はないです」
理沙子さんは、小刻みに頭を振った。
「來也とは……もう元に戻らないの?」
私は頷いた。
「……最初から始まっていませんでしたから」
「ですから私達は最初から戻すヨリなどないんです。
……それに私、庶民なんです。お金持ちの方とはきっと合いません」
理沙子さんは眉を寄せた。
「お金持ちの暮らしに憧れはないの?シンデレラストーリーを夢見た事はないの?來也となら、それが叶うわよ」
「ないです。私を心から愛してくれる人となら、ささやかな暮らしで満足です。私、シンデレラのお話しは好きじゃないですし、お金もブランド品にも興味はないです」
理沙子さんは、小刻みに頭を振った。
「來也とは……もう元に戻らないの?」
私は頷いた。
「……最初から始まっていませんでしたから」