~Lion Kiss~
「……したい」

來也が私にキスをしてから微笑んだ。

「俺も」

「でも、先にお風呂に入りたい」

來也が悪戯っぽい眼差しで私を見下ろした。

その顔が、何とも魅力的でかっこいい。

「集中できないから?」

そ、それって。

「……よく覚えてるね」

來也が当たり前だというように口角を上げた。

「当たり前。あの日から俺は、お前に夢中なんだからな」

え……。

あまりにも驚いて、私がマジマジと來也を見つめていると、彼は照れ臭いのかブルッと頭を振った。
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