~Lion Kiss~
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「ダメ。なんかねえ、ダメなんだよね」

私のどうしようもない言葉に、柚希は眉を寄せて首をかしげた。

「なに、どうしたの?」

私は昼休憩で出た会社近くのカフェで、ランチプレートの中をボーッと見つめながら溜め息をついた。

「治人さんと一緒に暮らし始めて二ヶ月が経つんだけど、なんか調子出ないんだよね」

「調子出ないって?具体的には?」

「……柚希はさ、裕太君に言いたい事とか言えてる?」

「もちろん。ある程度はね。言っちゃいけないことは黙ってるけど」

クルクルとプレートの中のナポリタンをフォークに巻き付けながら、柚希は軽く頷いた。
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